東松山の二世帯住宅 卵の殻を壁に塗ります | 築紡|根來宏典

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2017年3月16日(木)

東松山の二世帯住宅 卵の殻を壁に塗ります


先日「塗装工事真っ盛り」とお話ししたしたが、まだまだ真っ盛りです。
真っ盛りのお話は、コチラ≫

塗装工事と言いましても、その殆どは下地処理。
仕上げの塗装というのは、あっという間に終わってしまうのですが、、、
下地仕事は地味な作業なのですが、塗装の仕上がりの良さは、全てこれ次第。

上の写真は、石膏ボードのジョイントやビス頭をパテで扱き、
それをヤスリで磨いている様子です。そして粉まみれ、、、
他の工種の職人さんが帰っても、遅い時間まで居残って、、、、頭が下がる思いです。

こちらは、その丁寧に磨かれた下地の上に塗る内装仕上げクリーム。
「卵の殻」をリユースしたもの。卵殻、火山灰、澱粉、などが配合されています。
卵殻は多孔質で、その小さな穴(気孔)が湿気を吸収したり、臭いを吸着してくれます。

近年、漆喰や珪藻土といった自然素材が脚光を浴びていますね。
ただ自然素材と謳いながらも多くの商品には、多かれ少なかれ接着剤が入っています。
こちらは有害物質を一切含んでおりませんし、それらに比べるとよほど自然素材なのです。

仕上がりは、卵の殻ならではの優しい風合いになるんですよ!
ニワトリのお腹から出てきた卵、毎日食べている卵、
その殻に包まれて暮らすなんて、素敵だと思いませんか???
もちろん、地球環境に負荷を掛けない、エコな発想でもあるのです。

卵の殻を使った壁紙なんてのもあります。コチラ≫
卵の殻を使った土壁なんてのもあります。コチラ≫

こちらの住宅のオープンハウスの案内は、コチラ≫

根來宏典建築研究所