哲学の道は、南禅寺から銀閣寺にかけて流れる琵琶湖疎水の支流の畔に沿った道。これまでも何度か歩いているのですが、銀閣寺を見たことはありません。金閣寺も見たことがありません。小学時の修学旅行で行っているかもしれませんが、記憶にありません。建築の仕事をしていながら、お恥ずかしい話です、、、人が多いので、あえて避けてきました。それでも、その参道を形成する銀閣寺垣と椿の大刈込は、一見の価値ありなので、入口までは足を運んでいます。参道のお話は、コチラ≫
中門に近づいてみると、拝観できるようなので、境内に入れてもらいました。すれ違ったのは二組程度、なんてラッキーなことでしょう。贅沢な時間を、ゆったりと過ごさせていただきました。観音殿(国宝)の一層は書院風、二層は下頭窓と桟唐戸を設えた唐様仏殿といった異なる様式でありながら、見事に調和しています。ユニークですね。そして何といってもプロポーションが美しい。