韓国の伝統的住宅 | 築紡|根來宏典

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2020年3月10日(火)

韓国の伝統的住宅

そういえば去年の今頃は、家づくり学校の修学旅行で韓国に行ってたな。今年だったら完全に中止ですね。早く新型コロナ、治まらないかな。旅行の目的は、朝鮮時代の古い民家や集落を見て廻ること。その予習として、それらにまつわる本を読んだり、歴史ドラマを見始め、すっかり嵌ってしまったマイブーム。予習のお話は、コチラ≫

 

そして先日、また新たな本を見つけてしまいました。『韓国の伝統的住宅』朱南哲、野村孝文訳、九州大学出版、昭和56年発行。著者の博士学位論文「朝鮮時代住宅建築の空間構成に関する研究」を日本語に訳されたもの。読み進めて行くうちにアレ?もしかして!と思い、ちょっと調べてみたのですが、予習の際に探し漁った書籍には参考文献として記載されており、また日本建築学会で発表されている研究論文の多くでも本書を参考文献として挙げています。このことからも本書は、朝鮮時代の住宅を学ぶ上で欠かせない、原点となる一冊かと思われます。

 

我々が訪れた月城の香檀や観稼亭、安東河回の養真堂や忠孝堂、秘苑の演慶堂も掲載。第12期家づくり学校の受講生募集が始まっています。コチラ≫