近々、韓国に飛びます。家づくり学校では修学旅行も企画しております。例年は国内を旅行していたのですが、今年は海外に飛び出そうということになり、いざ韓国へ!
知人に韓国に行く話をしたら「韓国に見る建築ってあるの?」とのこと。私も韓国の近代建築のことは知らないのですが、目的は古い民家や集落を見て廻ること。
少し予習しようと思い掻き集めた書籍。建築巡礼を監修している香山壽夫氏曰く「秀れた建築作品の上には、ある時代、ある場所に生きた人物の望みと憧れが、意思と努力が、そしてまたそれを取り囲む自然に対する敬意と闘争が刻みこまれれている」と述べています。また伊丹潤氏曰く「民家や建物を考えるとき、その構造や形は単に自然との関係で理解できるものではない。住まう形には、民族の歴史や、つくりあげられた文化と深く関わっているはずである」と述べています。
一緒に行く泉幸甫氏曰く「歴史文化の観点に立てば、日本から見て中国はお父さん、韓国(李氏朝鮮)はお兄ちゃん」と言います。
対中や対韓の関係において、難しい問題を抱えておりますが、そもそも日本の文化を深く知ろうとすると欠かせない存在。
建築を文化の総体とするならば、その国の歴史文化を知らずして、本質的な建築を読む解くことはできませんね。
韓国の歴史文化を知るには、時代劇ドラマ「イ・サン」を見ると良いよ!と、、、泉流の冗談のような本気のような口ぶり。
なるほどと思い見てみることに。韓流ドラマをはじめて見たワタクシメ。
はじめは背景に映っている建築を見ていたのですが、すっかりそのストーリーにハマってしまうことに、、、
一話70分(本編)もあるんですね。しかも77話。見れども見れども最後まで辿り着きません。
それがやっと完結。そして完全なるイ・サン・ロスに、、、次は「宮廷女官チャングムの誓い」かな、、、
ドラマを魅入ってしまい、読書が進んでいません。。。
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