京橋アトリエ・リノベ 障子建込 | 築紡|根來宏典

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2015年7月24日(金)

京橋アトリエ・リノベ 障子建込


『京橋アトリエ』開口部には、障子を建込みました。

大通りに面した便利な立地なだけに、車の交通量が多く、騒音が気になります。
障子を設けることにより、騒音が軽減されましたし、
冬季の断熱性能の向上にも期待しております。

とても良い雰囲気となり、
都心のマンションの一室の中に居るとは思えない佇まいとなりました。

造作家具と一体となった建具枠は、大工さんに現場で作ってもらい、
建具は建具屋さんの仕事になります。
予め寸法を当たり、障子を作って持ち込まれるのですが、現場では微調整が必要です。
既製品が流布する現在の建築現場では、
このようにノコ、ノミ、カンナを使う姿は見られなくなりましたね。

敷居レールは「竹すべり」。
現場で適宜の長さに切断して嵌め込まれるのですが、搬入長さは4m。
エレベーターには入らないので、8階まで非常階段を登って運び込まれました。

何度かに渡って、リノベ工事の様子をお伝えしてきた『京橋アトリエ』ですが、
実は、私のアトリエです。
4月に事務所を移転し、ようやく落ち着きました。
お近くにお越しの際には、是非お立ち寄りください。

ちょっと、今回のリノベーションのおさらい。
接客の間の床は、深岩石の土間。コチラ≫
奥の間の床は、厚さ30mmの相生杉フローリング。コチラ≫
造作家具には、栂の無垢材。コチラ≫

こちらは、私のデスクです。

根來宏典