コハウチワカエデ+姫タマリュウ | 築紡|根來宏典

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2015年7月27日(月)

コハウチワカエデ+姫タマリュウ

久々の「盆栽ネタ」です。根來さんに、そんな趣味があったの???って言われそうなくらい、、、今回仕立てたのは『コハウチワカエデ(小羽団扇楓)』。ハウチワカエデよりも一回り小さい葉っぱなので、コハウチワカエデと呼ばれます。葉っぱの形状が、天狗の羽団扇に似ていることが、その名の由来。ハウチワカエデは、モミジやカエデの仲間の中で、最も葉が大きい。

 

幹の根元にも「小さな葉っぱ」が出ています。可愛らしい。足元には「姫タマリュウ(玉龍)」と「苔」。タマリュウは、耐寒性・耐暑性や日陰に強く、造園としても扱いやすい下草ですね。ちなみに化粧砂は「本鞍馬」。錆色なのが特徴です。鞍馬と称する石は、実は色々な産地があり、その名の通り京都で産出されるものは、本鞍馬と呼ばれます。本鞍馬の庭石となると、もう殆ど産出されず、珍重されています。