大徳寺から徒歩10分くらいのところにある『興聖寺』にも行ってきました。古田織部ゆかりの寺院で「織部寺」と呼ばれているそうです。通常は非公開。今回は40年ぶりの公開なんだそうです。
今は苔の季節ではありませんが、苔と景石と池泉の美しいお庭。格天井に描かれた桜・竹・紅葉・松(雪)といった四季折々の画も美しい。檀家さんたちが描いたものだそうです。中庭には、地面を大きく掘り下げ、らせん状に下りた先に手水鉢が据えられています。「降り蹲踞」と呼ぶそうで、なかなかの見もの。理由などはわからないそう。織部作ではないとのことですが、灯篭はもちろん織部灯篭。
境内は写真OKでした。茶室『雲了庵』も見学することができました。素晴らしい茶室でしたが、茶室のみ写真NGということで、記録に残すことができませんでした。