湯島に行った目的はコチラ。文化庁国立近現代建築資料館で開催中の展覧会『「住まい」の構想 収蔵資料が物語る名作住宅(1940-1975)』です。資料館の入口は、湯島地方合同庁舎からと旧岩崎邸庭園側の2か所あるのですが、後者から行くと、心が豊かになります。
私の勉強不足かもしれませんが、知らなかった住宅や解説があり、とても勉強になりました。開催主旨に「コロナ禍において~住まいに対する考え方自体にも変化の兆しが見られ始めています」とあります。住まいの変遷を通じて、住まいのあり方を考えることは、その意味や意義を継承していくことであり、文化の本質かと思います。
一般の人も楽しめると思います。同業の皆さんお薦めです。京都に戻って、近代建築を研究している同僚にパンフレットをお見せしたら、たいへん興奮しておりました。