今日は『一級建築士定期講習』を受講。平成20年の建築士法の改正により、義務付けられた制度。この制度に異論を持つ建築士も多いのですが、私は賛成派。もちろん面倒という意味では受けたくはありませんが、自分を律するといいますか、襟を正すという意味では有効な制度だと思っています。国会議員なんかも、資格を設けたり、それを維持するための定期講習を義務付ければ、諸々改善されるんでしょうけどね。
今年は三密回避の観点から、インターネットを通じてのweb講習形式で。自宅で受けれるので便利になりましたが、5時間も画面を見ているのはツライ、、、講習はwebでも可能なのでしょうが、修了考査はそうもいかないようで、会場で受けねばなりません。明日は、そのための考査に行って参ります。
話は少し変わりますが、建築士の資格を取るのを諦める若い人が多いようです。難しいですし、大学を卒業しても設計事務所に就職する人は僅か(涙)そこにチャンスがあるとも言えますがね。若い建築士に明るい未来が必要です。声を大にして言いたい「施主から直接信頼されてする仕事は楽しいよ!」てね。建築士の成り立ちについて書かれた『建築家と建築士|法と住宅をめぐる百年』という名著があります。建築士を目指す人にも、持っている人にも読んでもらいたい本。この本を読む人が増えれば、この業界の未来は明るくなると思います。そんなお話は、コチラ≫