根來宏典建築研究所

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2020年2月28日(金)

伸びやかな24坪@つくばの曲り家 その2

大きな家ですね~と思われる方も多いようです。私もそう感じます。平屋だからかな?庇も大きいしね。でも実は延べ床24坪のお宅。床面積をあまり広げず、外部と伸びやかに繋がる空間構成、大工さんや職人さんたち手づくりの痕跡を大切にした住まい。家族構成は、夫婦二人+子供三人。縁側が欲しい、子供は各自個室、小上がりの畳の間(2人寝れる客間)が欲しい、アップライトを置きたい、ハーフバスが良い、オールステンレスの対面式キッチンが良い、使い勝手の良い収納計画、床は厚30mmの無垢、外壁は焼杉、等々。さてさて、そんな全ての要望が叶うものか、、、私にとっても挑戦的であり、かつワクワクしながら進めてきたプロジェクトです。

 

屋根を支える垂木が、外部の軒先まで延びているデザイン。内部外部とも天井は貼らずに、垂木を表しに。住まいを包み込む構造的な安心感をもたらすとともに、大工さんによる手間暇を掛けた美しさの表れ。大きな屋根が家族の夢を包み込んでいます。

 

軒先には樋を設けていません。市街化調整区域ということもあり、すぐに葉っぱが詰まってしまうからです。足元の設計も大切で、雨落ちの位置には雨水を浸透させること、水跳ね対策を目的に砂利を敷いています。芝生は、地元産の「つくば姫(姫高麗芝)」。優秀種を系統選抜した新しい品種。茎が密で、しっかりした美しいマットになり、春の萌芽が早く、紅葉はやや遅いのが特徴です。