根來宏典建築研究所

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2020年1月24日(金)

愛でる

暖冬ですね。桜開花のニュースを見聞きします。ウチの富士桜も見事に咲いてくれています。蕾の時のお話は、コチラ≫

早速、お花見を楽しんでいます。盃は、大先輩の建築家兼陶芸作家・濱田さんからお譲りいただいたもの。粗目五号に天然松灰。盃のお話は、コチラ≫

 

朱色の片口は、私が20年愛用しているもの。会津の塗り師・儀同さんからの頂き物。氏とは20代の頃、3度ほど仕事をご一緒させて頂いたことがあります。カウンター、手摺、床の間の地板に漆を塗ってもらいました。氏の工房にお邪魔した時、図々しくも「何か一つ下さい」と零してしまったワタクシメ、、、「いいですよ」とのお言葉に恐縮し、お酒を注いでもらっていた目の前の「この片口を下さい」と。氏は「こんなのでいいんですか?」と言うので「日用品が良いんです」と言って頂いたもの。

 

 

エッジの部分が摩耗し、下地の黒が見えてきました。これを詫びた意匠、使い続けることの美として表現させた技法が『根来塗り』ですね。根来塗りのお話は、コチラ≫

 

黒い方は茶筒。儀同さんの作品。『布目塗り』という技法。布を着せて、その上から漆をかけて布目模様を現した塗り。見た目も美しいのですが、耐久性に優れ、傷が目立たず、滑らず、肌触りの良い仕上がりです。以前、手摺に漆を塗ってもらう際に、布目のサンプルとして持ってきてくれたもの。

 

儀同さん、元気かな?と思い、調べてみると、凄い人になっていました。コチラ≫