柔らかくなった頭を使って | 築紡|根來宏典

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2018年9月10日(月)

柔らかくなった頭を使って

9月8日(土)、家づくり学校3年生『形態』の授業がありました。

 

講師は泉幸甫先生。3回一組の授業。1回目は屋根の形態を中心とした講義。2回目は頭を柔らかくする訓練。今回3回目は、その柔らかくなった頭で「4間×6間のカフェを設計してくること」という課題に対する講評。前回のお話は、コチラ≫

 

カフェという機能を盛り込むことによって、建築の具体性が増すわけですが、屋根の形態操作によって生まれる建築の魅力を中心に講評が進められました。

 

形態といっても単なる形のデザインで終わるのではなく、雨仕舞、軸の組み方、光の入り方、影の出来方、空間の繋がりなど、、、建築を魅力づける要因に話は発展。

 

アイデアを生み出すプロセス、そのアイデアを実現するプロセス、そのことによって生まれる発見や可能性の広がり。

そういったプロセスは、苦しくもあり、楽しくもある時間ですね。

私自身「あ~早く実際の設計に活かしたい!」と思える、ワクワクする時間でもありました。

 

次回は、諸角敬先生による『環境』の授業。建築の設計って奥が深いな~と、回を重ねるごと、つくづくそう思うのです。