祇園四条駅を下車し、建仁寺に向かうルート。
祇園歓楽街の中心を貫く『花見小路』を通って行くことに。
2001年まではアスファルト敷きの通りだったのですが、
石畳が敷かれ、電線が地中に埋められ、情緒ある景観になっています。
どこにも立ち寄る予定はなかったのですが、
歩いていると『Leica』の赤いロゴが目に止まりました。
こんなところにライカ?と思いつつ、中を覗いてみることに。
入っても大丈夫なのか???という雰囲気。
暖簾をくぐり、格子戸を開け、躊躇しながら、一歩中へ。
築約100年のお茶屋だった町家をリノベーション。
ライカが100周年を迎える年、2014年に旗艦店としてオープンしたそうです。
奥には坪庭があり、構造体を残しつつ、モダンな設えに。
町家の構成を活かし、手前にはディスプレイ、坪庭の奥には和室の写真スタジオ。
2階は、国内で2か所目(1か所目は銀座)となるライカギャラリー。
坪庭に面した壁は、地窓とすることによって採光を抑えつつ、
足元から坪庭を垣間見ることができます。
建仁寺の境内を南下すると『八坂通り』に出ます。
元々は花街だったのすが、現在は祇園町南歴史的景観保全修景地区に指定され、
昔の面影を残しつつも、落ち着いた街並みになっています。
通りの正面に八坂さん(八坂の塔)を臨みつつ、路地を右折すると、そこには建築家仲間・安井さんのアトリエ。京町家をリノベーション。Routes* Rootsというセレクトショップにもなっているのですが、こちらも入るのに躊躇する感じですね。
すぐそばまで来たので、ちょっとお邪魔してきました。
東京では年に何回かお会いしていますが、前にお邪魔したのは4年前。コチラ≫
京都駅に行くなら「バスの方が便利だよ」と聞いて、帰路に向かうのでした。