瑠璃光院は、八瀬という場所にあります。
大正14年に比叡山延暦寺への参詣ルートとして開業した叡山電車、
通称「えいでん」、始発の出町柳駅から終着点の八瀬比叡山口駅まで、
山の合間を縫って、のんびりと進みます。
こちらが八瀬比叡山口駅。
そして今年3月にデビューした新型車両「ひえい」。
可愛くて、格好いい。これはテンション上がります!
ホームの雰囲気ともマッチしておりますね。
八瀬比叡山口駅の先には、京福電鉄のケーブル八瀬駅。
そのホームから見る景色。この山を登ると、そこは比叡山延暦寺。
ケーブルの高低差は、561mと日本一なのだそうです。
比叡山麓に広がる八瀬の中心を流れる高野川。
八瀬川とも呼ばれ、急な瀬が多いことから『八瀬』と言われるようになったとも。
比叡山を眺めながらの散歩も爽快です。
京都といえば「ニシンそば」。
江戸時代のこと、北海道で採れたニシンは、乾燥させた身欠きニシンに加工され、
海路で京に運ばれたそうです。
そして「サバ寿司」も添えて。
八瀬は、若狭と京都を結ぶ若狭街道、通称・鯖街道に面しており、
魚介類を京に運搬するための物流ルートでもあったわけですね。
空気も食べ物も美味しく、また癒されに来たくなるエリアでした。