さらに遡って1700年前半、江戸時代中期に建てられた綱島家(農家)。
当然ですがこの時代、ガラス戸はありません。
軒が低く、深くが特徴。
雨から建物を守る設えですが、軒下で行う農作業も起因しているかもしれません。
屋根は茅葺、雨樋はありません。
茅に雨が当たると丸い水滴になり、コロコロと転がる様子が可愛らしい。
軒先の水の切れ、足元の雨落ち具合等、雨の日でないと味わえない光景が見れてラッキー。
江戸時代後期に建てられた吉野家(農家)。
式台付きの玄関や座敷の設えに格式の高さを垣間見ることができます。
廊下はなく、座敷で繋がる空間構成が機能的、かつ美しい。