東松山の二世帯住宅 配筋検査 | 築紡|根來宏典

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2016年10月5日(水)

東松山の二世帯住宅 配筋検査


昨日は『東松山の二世帯住宅』の配筋検査でした。

昨日の天気は晴れでしたが、ここのところ雨模様が続いております。
検査日は晴れとはいえ、鉄筋を組む作業は、雨の中であったようです。
鉄筋屋さんには、感謝ですね。

とても綺麗に組まれておりました。
配筋検査というのは、ピッチが綺麗に並んでいるかどうかだけの検査ではありまぜん。
鉄筋のかぶり厚さや、定着長さの方が重要です。

鉄筋量が、一般的な住宅より多いのが分かるかと思います。頑丈さが一目瞭然。
基本的には、D13を200ピッチで配筋。必要に応じてダブル配筋とシングル配筋を選定。
大きな応力が掛かる所は、さらに200ピッチで補強しております。

ただ鉄筋量は多ければ良いということではなく、
逆にコンクリート上手く回らない(流れ込まない)という心配もあります。
ですので、鉄筋が綺麗に組まれているということも、当然大切なことであります。

基礎は一律的に荷重が掛かるのではなく、柱の配置によって荷重の掛かり方が異なります。
設計サイドでは、基礎に掛かる応力図をもとに、合理的な計画を行っております。
国で定めた共通仕様通りではなく、一棟一棟個別設計することは大切なことだし、
安心安全に繋がることと思います。

設計事務所の検査に合わせて、
法的に義務付けられている住宅保証機構による瑕疵保証の検査も行っていただきました。
検査員の方が冒頭曰く「これは普通の住宅ですか?」と、、、

根來宏典