7月24日(日)は、家づくり学校1年生の第3回目『素材から考える』の授業でした。
講師は、家づくりの会の安井正と古川泰司の両氏。
安井さんは、古材・再生素材のお話をもとに、
機能、構造、美しさといった要素に、時間という概念を組み込んだ
空間化の設計手法について、解説してくれました。
古川さんは、素材としての木材の話をもとに、
その向こうにある森の話、森と木材との関係、そのうえで木材の品質へ至り、
さらには産地との付き合い方まで、広い視点での解説をしてくれました。
両氏のお話は、表面的な素材のお話ではなく、素材との関わり方を探求することによって
拓ける住宅設計の可能性を示してくれたように思います。
そのためには、もっと学び、深く考え、独自の人生観を見つける必要性を感じた次第です。