先日、土を学びに愛知県に行ってきました。
常滑は、1000年続く焼物の産地。
常滑、瀬戸、信楽、備前、丹波、越前を総じて「六古窯」といわれ、
その中でも常滑は、最古で最大規模なのだとか。
戦後のインフラには不可欠であった土管、衛生機器の生産で飛躍的に発展したそうです。
他にも急須や焼酎瓶も有名。
まずは、そんな風情ある常滑のまちを訪ね、路地散策から。
上の写真は、焼酎瓶の擁壁に、焼酎瓶を割って小端立てした舗装、水路も常滑焼です。
同じ擁壁でも、焼酎瓶と植物の融合。
カラフルな焼酎瓶の擁壁。
丸い土管の擁壁。
四角い土管の擁壁。
焼酎瓶を敷き詰めた舗装。
豆砂利洗い出しに、大小の焼酎瓶を散りばめ。
基礎にも土管。
横使いで積んだ焼酎瓶の基礎。
四角い土管の塀。
登り窯。1887年築造、1974年まで使われていたそうです。
現存する登り窯としては最大級だそうで、国の重要有形民俗文化財にも指定。
煙突。現在は使われておりませんが、あちこちに見られる風景。
産業遺産のようでもあります。
街の中には、古い建物をリノベーションした雑貨屋さん、工房、カフェなどが点在。
今回は時間足らずで、中には入りませんでしたが、一軒一軒訪ねたい。
改めて、ゆっくり散策しに参りたいと思います。
当日は、あいにくの雨。それが、また良い風情を醸し出していました。
焼物アートな街、雨に濡れて輝きを増す街。