『目黒の住宅』に外観の象徴ともいうべき、縦格子の取り付けの様子です。
普段は木製で作ることが多いのですが、今回はアルミ製です。
アルミ製といっても既製品ではありません。オリジナルです！
経年劣化が少ないというメリットもあるのですが、
エッジの利いた型押し材なので、とてもシャープな印象になります。
色は、深みのある緑掛かったグレー。とても落ち着いた印象です。
格子の内側は、キッチンなどの家事動線と一続きになったサービスバルコニー。
洗濯物が道路から丸見えにならずに干すことができ、景観への配慮にも繋がっています。
LDKが2階にあるので、ゴミの仮置きといったスペースとしても重宝いたします。
現場監督が一日付きっ切り。職人さん二人とともに、三人掛かりの取付です。
現場監督は、作業性の向上だけでなく、安全管理に目を光らせたり、
他の部位との取り合いなどの調整を取り仕切ります。
ところで、こちらの職人さん、何の職人さんだか分かりますか？
鉄骨屋さん？金物屋さん？鳶さん？
秘密にしようとも思ったのですが、、、実はサッシ屋さんです。
サッシ屋さんといっても住宅用のサッシ屋さんではありません。
普段、ビルのカーテンウォールを取り付けている職人さん。
こういった作業は手慣れているとはいえ、一日では終わらず、、、二日間に渡りました。
住宅の現場に、こういった特殊工の職人さんが入ってくれるのは、なんだか嬉しい。
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住宅の現場では見られない特殊工の職人さんが取り付けた縦格子を、
是非ご覧にいらしてください。