最後に訪れたのは、佐川プレカットと高知龍馬空港の間に位置する『いの町 紙の博物館』。
土佐の木とは話が逸れますが、土佐と言えば「土佐和紙」「土佐漆喰」「土佐瓦」。
これらは、木の家とも相性の良い素材ですね。
和紙の普及としては、美術工芸、書道用紙、絵画用紙、版画用紙といったところでしょうか。
建築的にも、表具紙や障子紙、照明器具などとしても使われてきた材料です。
日本全国に、和紙の産地は幾つかありますが、
土佐和紙は、明治中頃には圧倒的な全国一の生産を誇っておりました。
言わずもながら、高度経済成長に伴って、衰退していく訳ですが・・・。
土佐和紙の特徴は、何と言っても、その種類の豊富さ。
活用方法にも多様な可能性を持っています。
和紙の勉強も、もっとしたいです。
これで『土佐の木』研修ツアーのお話は、お終いです。
土佐は、木だけでなく、漆喰、瓦、和紙といった文化もあるし、
山、川、海が綺麗だし、カツオは美味しいし、空気も美味しい。
そして何より、そこの住む人達の人柄が良い。
魅力的な出会いが沢山ありました。仕事的にも、個人的にも、また来たい場所です。