壁と天井の仕上げ | 築紡|根來宏典

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2013年9月13日(金)

壁と天井の仕上げ


工事も佳境、大井町の住宅『うなぎの寝床』。

建物間口3m強の細長い住宅です。
その個性的な敷地特性を活かし、奥行きのある内部構成となっております。
上の写真は、3階南側に設けられたバルコニーへと渡るブリッジから室内を見返した様子。
手前に寝室、その向こうに階段室、その向こうは半階上がったロフトスペース。
ハイサイドライト、トップライトが、その奥行き感の演出に一役買っております。
左手壁面は、全面収納。この収納の連続性も、空間の奥行き感を助長させております。

現在、壁と天井の仕上げ工事中。
室内全体を、これだけ養生するのも大変だったかと思います(苦笑)
職人さん3人掛かり、上の写真は下地を1回処理した段階。
この上に仕上げを2回塗り。計3回も塗る訳ですから、本当に手間仕事ですね(苦笑)

こちらの住宅は、空間構成も魅力的なのですが、使われている素材にも魅力があります。
ニワトリ→卵→マヨネーズ工場→卵殻→天然火山灰を配合、
資源の再利用、安全、臭いや有害物を吸着分解、調湿性、そんな仕上げ材です。
しかも通常の左官材と比べ、コストは半額程度(笑)

こちらの住宅は、9月22日(日)にオープンハウスを開きます。詳しくは、コチラ≫
ぜひ、この空気感を体感しに来てください!

根來宏典