昨日は、家づくり学校3年生の授業でした。
家づくり学校3年生は、全8回の授業で、講義と演習課題、講評会を一組として、
4つの課題に取り組むカリキュラムです。
第1回前半・後半は、古川泰司先生による「リノベーション」。
第2回前半・後半は、諸角敬先生による「納まりのデザイン」。
第3回前半・後半は、泉幸甫先生による「形態」。
第4回前半・後半は、藤原昭夫先生による「工法から考える」。
昨日は、第1回後半の古川泰司先生による「リノベーション」でした。
1か月前の前半では、リノベーションとリフォームの定義の違いや、
実例をもとに耐震診断についてお話しいただき、課題が出されております。
今回は、その課題の講評会。
場所は、古川先生が設計・監理されたリノベーションのお宅をお借りしました。
課題とは「あなたなら、この家をどうリノベーションするか」。
機能やデザインを良くすれば良いというものではありません。
大切なのは実現性。構造や予算を考えての提案であること。実践的です。
課題は事前に提出されているのですが、まずはお宅拝見(上の写真)。
各自が自分の提案との違いを体感していきます。
そして、いよいよ課題発表。講評会。
プロジェクターで壁に映しながら、古川先生が、丁寧に指導してくれます。
皆さん、機能や快適性については魅力的な案ばかり。ただ、構造や予算が・・・。
自分の案だけでなく、他の人の案の問題点も吸収し、
リノベーションのポイントも見えてきました。かなりの力が付いたことと思います。
講評会には建主さんも参加され、貴重なご意見なども。有意義な時間を過ごしました。多謝。
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