2月10日(日)は、第四期家づくり学校の4年生最終発表会と合同修了式でした。
家づくり学校は、今期で4年目を迎え、いよいよ初めての卒業生を輩出することになりました。
座学中心の1年生コース、見学会による2年生コース、
幅広い知見を身につけるための演習による3年生コース、
さらにその集大成となるスタジオ制の4年生コースに分かれております。
4年生コースは、少人数のスタジオ制。
リアルな課題に対して基本構想から実施設計までをまとめ上げる内容。
スタジオ担当の講師は、川口通正、半田雅俊、本間至、諸角敬といった豪華な顔ぶれ。
この4つのスタジオの中から一つを選び、徹底的にその先生の設計術を盗み取るのが目的です。
この日は、その成果を発表する場です。
1年生から3年生も興味津々。各学年にも公開としたので、立ち見が出るほどの大反響。
発表は個人ずつですが、下記はスタジオ単位の私が持った感想です。
半田スタジオは、設計の取り組み方が素直。素直だからこそ、吸収力が高い。
川口スタジオは、自己表現(人間性と作品性とがリンク)が上手。設計を頼むと楽しそう。
本間スタジオは、自己評価(プラン分析)が上手。それが出来る人は成長する。
諸角スタジオは、コンセプトの空間化が上手。建築であるがための意味を理解する。
なるほど、この4人の建築家が現代日本の住宅作家として、第一線を歩いている理由も納得。
受講生は、住宅設計が上手になりたい、住宅設計で飯を食いたい、
住宅設計で生き残りたいとの思いで集まってきている面々。
もちろん私も、そう思っている一人。いやー凄い発表会だった。私も参加し、得たものは大きかった。
今年度は、4年生11人、3年生14名、2年生15名、1年生21名といった大所帯。
最終発表会後は、合同修了式に流れ込み、楽しい時間を過ごすのでした。
家づくり学校は、講師陣も各学年も、垣根を越えて、みんな仲が良い。
情報交換をはじめ、課外授業や見学会など、学年を超えた交流も活発です。
みんな家づくりが上手になりたい仲間なのです。
只今、第5期家づくり学校のカリキュラムを作成中。
来年度の入学希望者は、コチラ≫でお知らせする予定です。
要チェック。しばしお待ちくださいませ。本当に楽しく、充実した学校ですよ!
家づくり学校の教科書はコチラ≫
1年生、2年生の授業をまとめた本です。ご参考まで