上の写真の右側の低い部分が回廊となっており、
そこから重森の庭を眺めることができます。
重森が戦後作った中で、最も大きな庭だそうで、期待膨らみます。
現在は枯池となっておりますが、元々は重森が作った池泉式の庭。
重森作庭以前から池泉式の庭があったそうで、それを継承したそうです。
重森といえば、石組と苔の地割で構成される枯山水が特徴で、池泉式は珍しい。
重森作庭後、改造されたそうだが、地割は不変で重森らしさが随所に見られます。
大きな特徴は、庭園中央の鶴島(左)と亀島(右)の石組。
松を背負う亀は、蓬莱島を表現。
鶴島は鶴首石と羽石、亀島は亀頭石、亀脚石、亀甲石、亀尾石にて構成。
抽象的な構成も多いが、ここは具象的です。
元々重森もこの位置に両島を配置、現在の石組はその後、改造されたもの。
州浜は美しい曲線で、出島突端に配置された灯篭や、その先の三尊石組なども秀逸。


気になるのは、左手に見える斜めに貫くように配された大きな石。
何かのメッセージ性を感じます。


肉眼では見にくいですが、鯉魚石が滝を登らんとしております。



