京都夏の風物詩といえば『鴨川納涼床』ですね。5月1日に解禁され、9月30日まで。今の時期、それに合わせた床の準備作業が始まり、夏が近づいてきたなと感じます。その作業風景を見ているのも楽しい。鉄骨造のもの、木造のもの、ハイブリッドのもの、ユニット化されたもの、床が斜めになっているものもあり、面白い。それらつくり方の工夫を見ていると勉強になります。納涼床の歴史は秀吉の時代に遡り、江戸時代に花開き、明治・大正期には治水工事があり、昭和27年には納涼床許可基準が策定され、今に至っているそうです。