京都で行われた『左官講習会』にお邪魔してきました。年1回、全国巡回、今年14回目です。若手職人を育成し、技術の継承と向上に努めている場。31都道府県・海外から146名の職人が集ったそうです。会場では京都稲荷山土の大津磨きに挑戦。高度な技術が必要。パネルに向かい、鏝で土を均し、何度も何度も押さえ、時には体全体を使い、全身全霊で仕上げていきます。また腕利き職人によるデモンストレーションがあり、その一挙一動に一同釘付け。会場脇には様々な仕上げの左官パネルや鏝販売もあり、活気に溢れていました。

今回、幸運にも京都で行われるということで、興味のある学生数名を連れて行きました。ある意味、職人の背中を見ているだけの地味な見学会。面白いかな？と思ったのですが、、、左官を考える会の代表・植田俊彦さんにも時間を頂戴し、即席のレクチャー。貴重なお話を聞くことができ、左官の世界にすっかり魅了されたようです。植田さん曰く「学生さんは良いですね。目がキラキラと輝いていました。左官職人と一緒です。先で曇らないよう指導していきたいですね」と。左官を考える会のHPは、コチラ≫