伏見散歩 | 築紡|根來宏典

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2024年6月13日(木)

伏見散歩

伏見を散歩してきました。城下町として栄えた街。その築城に際し、秀吉は全国から大工や職人を呼んだとのこと。それと比例するようにお酒の消費量が増えていったそうです。酒蔵が建ち並ぶ街並みは美しい。月桂冠、黄桜をはじめ、16の蔵元。利き酒も楽しめます。日本酒造りの源「伏水」が湧き出ており、その水は柔らかい口当たり。江戸時代には淀川を本流とし、酒や米を運ぶ運河が発達。十石舟は楽しそう。薩摩藩の定宿・寺田屋は、幕末動乱の様子を今に伝えます。現在も泊まれるそう。どのお部屋も個性的。竜馬通り商店街はこじんまりとしたお店が建ち並び、活気を感じます。辨財天長建寺の山門は竜宮門とも呼ばれます。その楼閣の垂木は、放射状に広がる唐様。朱色の様相と相まって、異国情緒を感じます。