【赤れんが卒業設計展2024】日本最大規模の卒業設計展。横浜赤レンガ倉庫1号館の2階全フロアを貸し切り、建築学生4年間の集大成となる一大イベント。700を超える力作の応募があり、選ばれし100選（1次審査）が一堂に会します。指導していた学生が100選に入っていたので様子を見てきました。2次審査は100選を対象とした巡回審査（ポスターセッション）が行われ、10選を選出。さらに公開プレゼンと公開審査（順位決めディスカッション）があります。

巡回審査は、関係者以外は入れません。聞くところによると、審査員7名の巡回があり、厳しい質疑があり、端的な応答が求められ、その空間は緊張と熱意に包まれていたようです。時間にして4時間ほど。審査員が回ってこない間は、他に出展している学生と会話をして過ごします。それも刺激的な時間。10選に進むことはできませんでしたが、得たものが大きい機会となったようです。私自身、学生たちの溢れんばかりの熱量に圧倒される反面、教育と実務に対するエネルギーをもらってきました。負けていられない。