大学のこと、こちらのブログには書かないようにしているのですが、嬉しいことがあったので書き込みます。先週、卒業制作の審査会がありました。卒業設計に挑んだ約113名の学生の中から、私の指導している学生が【道でもなく、庭でもなく、建築でもない~信楽の新たな産業を目指して~】で首席、【よき生を学ぶ~ワークショップを用いた脱施設化提案~】で次席を受賞。前者は、外部審査員としてお招きした建築家・岸和郎先生にも高い評価を戴きました。
研究室を持って2期目。お恥ずかしい話、人気のない研究室でして、、、定員割れ。私の指導方針として口酸っぱく言っているのは「賞を獲るためにやるな」ということ。結果の伴いは素直に喜べば良いのですが、大切なのは自身が納得のいく作品をつくること、そして自己の成長を感じること。卒業設計が楽しかったそうです。賞を戴いた2人以外のメンバーも頑張りを見せてくれました。コロナ禍と同時に入学した世代。学生生活では満足のいかない面も多々あったかと思います。そんな中で、すごく成長した彼ら、彼女ら。その成長率が何より誇らしい。自信をもって社会に送り出します。自慢の学生たちです。