叡山電鉄・三宅八幡駅を下車し、上高野というエリアを散策。湘南の江ノ電なんかもそうですが、叡山電鉄は人と電車との距離が近く、好きな路線。叡山本線は出町柳駅と八瀬比叡山口駅を結び、茶山・京都芸術大学駅、一乗寺駅、修学院駅、宝ヶ池駅は、一定の乗降者数がありますね。そんな中、三宅八幡駅は住民以外は乗り降りしないような駅。私も初めての場所。なんとなくの空気感に惹かれました。
道は細く、曲がりくねり、京都市街のように碁盤の目のつくりではありません。季節的にキンモクセイの香りが漂い、カキの木のトンネルをくぐり。水路が張り巡り、そして水車を2か所発見。このエリアは元々は田園地帯で、水車小屋はかつての協同の作業場だったそうです。中には杵と臼があり、水車の動力で粉ひきや米つきを行う仕掛けになっているそう。この町にすっかり魅了されてしまいました。