東京都で進めていた『小平の二世帯住宅』の引き渡しがありました。写真は、工務店さんが引渡し書類を説明している様子。大抵の場合、床に座って、円陣を組んでというカタチになります。当日はあいにくの雨模様。終わりを迎えた頃には、雨が上がり、晴れ間も見えてきました。爽やかな気分です。植栽は未工事ですが、お子さんはお庭をクルクルと回りご満悦。
建主さんとの出会いは、ちょうどコロナが出始めた頃。初めはご両親だけだったのですが、娘家族も、息子家族もと話は広がっていきました。息子さん家族の家は、一年前にお引渡しをした『囲い庭の家』です。徒歩数分の距離にあり、多世帯近居というスタイル。仲睦まじく、非常事態が起きても助け合える関係。私どもの事務所では、二世帯住宅の比率が3割ほどを占めております。一昔前は旦那さん方との二世帯が多かったようですが、最近は娘さん方も増えてきているように思います。ご主人の理解力あってのことでしょうが、温和でありながら、芯の強い方が多いと感じます。
3年半というプロジェクトがエンディングとなりました。長いと思う人もいるかもしれませんが、私にとってはあっという間の感覚。その間の思い出が走馬灯のように蘇ってきます。もうひとり娘さんがおり、この間お力添え下さりました。この日は立ち会えなかったのですが、お母さまから、その娘さんと一緒に選んだというお洋服を戴きました。お気に入りの一着になりそうです。感謝、感謝、感謝。