京都・夏の風物詩ともいえる『建具替え』。国登録有形文化財になっている京町家がいくつかありますが、中でも『藤野家住宅』は私が好きな京町家のひとつ。その藤野家の建具替えをお手伝いする機会に恵まれ、学生たちと一緒に行ってきました。
蔵に仕舞われていた藤の敷物(むしろ・あじろ)や簀戸、御簾を取り出し、冬から夏の装いに取り換えていきます。学生たちと一緒なので、あっという間の作業なのですが、昨年までは年を重ねたご夫婦二人で行っていたそうです、、、若い人でも二人だと大変なことです(汗)
心地よい汗をかいて終了。ご主人が気を聞かせて、冷たい物を用意してくれました。涼しげな装いの中でいただく一杯は格別。この日は新聞記者の方の同行もあり、藤野さんや学生たちにインタビュー。このような暮らしの文化は遺していきたいものですね。藤野家住宅のお話は、コチラでも≫