
建築家・藤井厚二(1888-1938)の5軒目の自邸。欧米5カ国に9か月間の視察旅行し、実験、検証、改善を加えつつ建てられたもの。欧米文化、ライト、マッキントッシュ、ゼセッションの影響を感じます。床の間や障子が設えられた椅子式応接間、サンルームとしての縁側、居室と緩やかに分節された食事室、機能的で明るい調理室、お子さんへ愛情あふれる読書室、各室に設えらた造付家具、これら諸空間を繋ぐ視線の抜けと風通し。ずっと佇んでいたいと思える空間が、ここにはあります。


2022年11月30日(水)

建築家・藤井厚二(1888-1938)の5軒目の自邸。欧米5カ国に9か月間の視察旅行し、実験、検証、改善を加えつつ建てられたもの。欧米文化、ライト、マッキントッシュ、ゼセッションの影響を感じます。床の間や障子が設えられた椅子式応接間、サンルームとしての縁側、居室と緩やかに分節された食事室、機能的で明るい調理室、お子さんへ愛情あふれる読書室、各室に設えらた造付家具、これら諸空間を繋ぐ視線の抜けと風通し。ずっと佇んでいたいと思える空間が、ここにはあります。