疲れを癒す水廻り@つくばの曲り家 その14 | 築紡|根來宏典

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2020年4月3日(金)

疲れを癒す水廻り@つくばの曲り家 その14

浴室はハーフバスユニット。腰下がユニットバス、腰上は在来で自由に作れるという浴室。防水工事が要らないので、施工性も優れています。壁と天井には、水に強いヒバの縁甲板。香りが良く、精神安定、抗菌、防虫、消臭、脱臭効果があるのが特徴。ハーフバスユニットは出入り口を自由に作れるのも魅力。水に強いヒバの框で作った引戸。引戸なので、開け放しておいても邪魔にならず、洗面室と一体感があります。

 

手前に見えるレバーハンドルはトイレの扉。全ての扉を引戸でプランニングしているのですが、トイレだけは開き戸。その開き戸のハンドルと錠は、真鍮鋳物。質感ある重厚なデザイン。握ると、すっと手に吸い付く感じがします。日々使うたびに味わいが増す素材。愛着も日々増すことと思います。照明スイッチはトグル。建主さんご家族と古民家カフェでお茶している時、お手洗いから出てきた娘さんが小さな声で「コレがいい」と、、、コレに目をやると、そこにはアンティークなトグルスイッチ。その感性を大切に育って欲しいとのことで採用。おフランスよりお取り寄せ。ベースは磁器製、プレートは真鍮製。フランスでも希少価値になりつつあるアンティーク。