6月2日(日)家づくり学校4年生の2回目授業がありました。4年生はスタジオ制。1回目は課題出題のために受講生全員が揃うのですが、2回目以降は例年ですと各スタジオに分かれての指導。ただ今年は課題が難しいので、ダイアグラムを作る段階では合同指導というカタチをとりました。1回目のお話は、コチラ≫
課題は「集まって住む家、玄関のない家」と題し、三組の人々が集まって住む家。コンセプト、プラグラム、ダイアグラム、コンテクストを組み立てることは、計画を進める上で重要なのですが、一般的な住宅に比べて難易度が高い。そこで初めの段階でダイアグラムを発表しあい、その方向性を共有しようという試み。直ぐにでもプランニングを開始したい、プランニングをしながら集まって住む在り方を検討したいという人もいるかもしれませんが、現実的な仕事ではオーナーとの事業計画の擦り合わせが必要。事業計画の段階から提案ができ、それを具現化できる力を持った設計者になるためには、このダイアグラムをしっかりと作れるかがポイントだと思いました。