上野の不忍池ほとりにある横山大観(1868-1958)の旧宅兼画室に行ってきました。
明治、大正、昭和初期の激動を駆け抜けた日本画家。その大観が大正8年(1919)に自らのデザインによって建てた数寄屋造りの建築と庭園であり、国の史跡及び名勝にもなっています。東京大空襲で焼失しましたが、昭和29年(1954)ほぼそのままに再建。大観が亡くなるまで、ここに住まわれたそうです。
当日はあいにくの雨だったのですが、それはそれで風情を感じることが出来るかと思うのです。幸いなことに、雨もしたたるいい建築を見ることができました。
雨の似合う建築って素敵だと思います。そんな建築を目指しています。