子どもの夢も広がる場@最旧の住宅展示場 | 築紡|根來宏典

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2017年9月13日(水)

子どもの夢も広がる場@最旧の住宅展示場


昨日『最旧の住宅展示場』のお話をしましたが、そこは子どもも楽しい場のようです。

木造建築の木組みに興味を持ったり、、、
茅葺民家の中で囲炉裏を囲み「何故、火を焚いているか」教わったり、、、
囲炉裏を囲むなんて、子どもたちにとっては昔話のような世界でしょうか、、、

裏庭に出て、井戸で水遊びをしたり、、、
自分の力で、地下から水を汲み上げれるなんて楽しくて仕方ありませんよね、、、

う~ん、どこかで見たような、、、
ジブリ映画に出てきそうな街並みの模型を前にして、、、

しかも、それが実際に建っているという、、、
こちらは1927年に中央区新富二丁目に建てられた『植村邸』、全面を銅板で覆った看板建築。うちの事務所のすぐ近くに建っていたとのことで、より親近感が湧きます。

こちらは1929年に足立区千住元町に建てられた『子宝湯』。
大きな唐破風の構え、格天井の脱衣場、声が反射して響き渡る大浴場、ダイナミックです。
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルにもなった銭湯だそうです。

昨日ご紹介した「武居三省堂(文具店)」の壁一面の引出しなんていうのは、
窯爺のボイラー室の薬箱にそっくりでしょ!

子どもたちには、アニメーションの中での世界感だけではなく、
現実に存在する世界観としても、夢を広げてくれると良いですね。

根來宏典建築研究所