今週末にオープンハウス開催の『縁の繋がる家』も、いよいよ最終工程「植込み」です。
植木の植込みには、必ず立ち会います。
植木の配置計画は、図面上でも出来るかもしれませんが、
実際に植木が持ち込まれると、イメージは異なります。
植木は枝ぶりなど、どれ一つとして同じものはなく、何よりも生き物であり、
一本一本に個性があります。
木の高さ、枝ぶり、日当たり、部屋からの眺めは、もちろんのこと、
根っこ大きさや、隣の建物や塀の高さなども見て、配置を現場で調整します。
「この樹とこの樹を入れ替えようか」とか、「その樹、もう少し手前に出そうか」とか、
「その樹、少し回転させようか」とか、「その樹、少し倒そうか」とか、、、
全てのバランスを見ながら、植木職人さんの専門知識を得ながら進めます。
植木屋さんと、どの向きに植えて、どの枝を切って、どのように育てるか、
と話す時間は、何より楽しい。
平日ですが、タイミングよく、建主さんも一緒に確認することができました。
南側には、祖父母が住むご実家。家づくりには、一切口を挟まなかったおじいちゃんが
「ネズミモチの木だけは残してくれ」と。
そしてお母さまは「他の植木は娘と婿に任せるが、しだれ桜だけ」を要望。
この二本が、お庭のシンボルツリーとなりました。
「石は撤収します、石は撤収します」と、お手伝いするひ孫くん。
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