続いて『芦野石』の採掘場。深岩石と同様、露天掘りです。採掘のサイズや方法は、深岩石と同じ。違いは、石の比重。つまり硬さと重さに関係。その分、ノコの減りが早く、運搬も一苦労。それに乗じて値段も高くなります。芦野石は、少し吸水率が高い。大理石や御影石などは、湿気の多い所では表面に汗をかくのですが、芦野石なら湿気を吸ってくれたりもします。現場には、色々な表情を持つ石が転がっています。表面研磨された芦野石。硬い石でありながら、軟らかな風合いを感じます。


こちらは、未だ地面に埋まっている芦野石の寅目。黄色い寅模様を帯びており、めったに産出されません。市場に出回らず、希少価値が高い。同じ芦野石でも、色が違ったり、産地の違いで名前が変わったり、価値が変わったり、仕上げによって表情が変わったり、、、自然素材ならではの、奥深さと楽しみ方があると思います。
芦野石の採掘場は、最盛期には30社程あったのですが、現在は7社だそうです。こちらの採掘場にも何度か足を運んでおります。2年前に来たときは、8社と仰っていたのですが、、、1社閉じちゃったのですね。国産石材の需要が減っているので、仕方ありませんね(涙)
こちらの山で採れた芦野石(寅目)チェーンの挽きの設計事例は、コチラ≫





