栃木県下野市で完成した『昭和モダン・リノベ』をご紹介します。
春の完成していたのですが、少し落ち着いてからお邪魔し、
写真を撮影させて戴きました。写真家・上田宏さんの撮影によるもの。
4階建てRCマンションの4階部分の一部屋。専有面積は76㎡です。
3LDKのマンションリノベで、間取りは変更していません。
壁と天井に漆喰を塗ったり、水回りの更新や、建具の変更など、、、
リノベーションのテーマは『昭和モダン』です!
まずは玄関から。土間には、ランタン型タイルのミックス貼り。
下足入れは元々なく、アンティークな置き家具を転用しております。
ちょっとレトロな空間が、人をお迎えします。
玄関を入ると正面に北側和室、左手に北側洋室、
右手に曲がって廊下の奥がLDKといった間取り。
真っ白な印象の空間の中に、瓶覗(かめのぞき)色に着色された一枚の収納扉。
瓶覗色とは、緑みがかった淡い藍色で、日本の伝統色です。色のお話は、コチラ≫
幅木は元々塩ビ幅木だったのですが、塩ビ素材はこの空間に合わないので、
木製に取り換え。これも瓶覗色に着色し、個性を持たせております。
握り玉も真鍮のアンティークなものを選定。
扉を開くと、扉裏に大きな全身鏡を取り付けています。
収納の奥行きを活かし、奥に可動棚、手前にハンガーパイプを設けてコート掛けに。
立派な玄関収納として機能しております。