昭和モダン・リノベ 日本の傳統色 | 築紡|根來宏典

築紡

築紡

loader
ブログ
ブログ

2013年11月1日(金)

昭和モダン・リノベ 日本の傳統色

栃木県下野市で進行中の『昭和モダン・リノベ』の打合せ。

 

本を沢山お持ちのお施主さん。今も本は、増え続けているそうです、、、
そして、今後も多分増え続けると、、、
色の話をすると、お施主さんから、お手持ちの本の中から色を選びたいと。

 

 

 

 

 

 

 

『日本の傳統色』という本です。
文学を彩る様々な色を考証し、さらにそれを試染して色調を確かめた本。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全225色が記載されています。

中でも、照柿(てりがき)、錆浅葱(さびあさぎ)、錆卸納戸(さびおなんど)

といった色がお好きなのだとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの建主さん、着物も沢山お持ちです。
押入れは、それなりの量あるのですが、中棚が邪魔で、着物や丈の長い洋服が、

仕舞えないそうです、、、なので今回のリノベでは、中棚は取っ払います。

 

着物も日本の伝統色で表現されますね。『きもの用語大全』というサイトを参照。
カテゴリーが9つあるのですが、その中に「色」というのもあります。コチラ≫
こちらは、全923色。もちろん「照柿」「錆浅葱」「錆卸納戸」もあります。

 

色には、様々な想い、意味があります。

そうやって考えると、色選び、色遊びは楽しい。