シンプル・シモンという映画を見てきた。
アスペルガー症候群の主人公が織りなすハートフル・ラブコメディ。
その主人公・シモンは、とてもシンプルに生きている。
彼を取り巻く周囲の人間たちも、とてもシンプルな面々で、だからこそ個性的。
「みんなちがって、みんないい」というフレーズがぴったりな映画です。
アスペルガー症候群の映画というと、その意味をちょっと難しく捉えがちですが、
とてもシンプルな映画ゆえ、とてもシンプルにシモンの魅力に惹き込まれます。
この映画は「磁石と同じ。正反対だから惹かれ合うんだ。」というのがキーワード。
しかし私は、人は似たもの同士が惹き合ってるんだと思う。
シンプルに生きている登場人物たち皆に魅力を感じた。
個性的な登場人物たちではあるが、その芯は「シンプルでいること」。
こんな面々と一緒に生きることは、とても幸せなことだと思う。
私もシンプルに生きようと思うのだ。
東京で「シンプル・シモン」を見れるのは、渋谷のユーロスペースのみ。6月20日まで。
その後、全国順次公開のようです。
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