市街化調整区域における開発行為について | 築紡|根來宏典

築紡

築紡

loader
ブログ
ブログ

2014年5月2日(金)

市街化調整区域における開発行為について


今日は飛び石連休の平日、皆さま、如何お過ごしでしょうか(苦笑)
私は朝から藤沢まで仕事に行って、帰ってきたところです。

只今、藤沢市内の市街化調整区域で計画中の住宅があります。
市街化調整区域というのは(専門の方はモチロンご存知でしょうが)、
市街化を抑制する目的で指定されている区域でして、
原則として住宅を建てることはできません。
あくまで原則なので、諸条件をクリアしていたり、手続きをすれば建てることも可能です。

半月ほど前『開発行為等に関する事前相談申込書』というのを提出してきました。
簡単な手続きかと思いきや「案内図、現況図、現況写真、公図写、実測図、謄本写、土地利用計画図、道路査定図、平面図、立面図、敷地求積図、建築面積求積図、延床面積求積図」って、盛りだくさん・・・。

これらの書類を半月ほど前に提出した上で、
昨日、市役所から「申請の方向性が決まったので、説明を聞きに来てください」
「いつ来れますか?」との電話がありました。
明日行きます!とお応えしました。

方向性というのは、2通り『開発行為許可申請』と『建築行為許可申請』。
前者だと申請が下りるのに3か月ほど、後者だと下りるのに2週間ほど。
もちろん後者の方を願うのですが、結果は後者!良かった~と一安心です。

さてさて『建築行為許可申請』を提出するのに、また色々と書類を揃えねば・・・。
委任状、印鑑登録証明書、都市計画総括図、連たん図、連たん表、土地登記簿謄本、土地評価証明書、住民票、申請理由書、誓約書、排水施設の接続同意書または念書、写真、公図、現況図、土地利用計画書、地籍測量図、平面図、立面図、道路査定図、建築行為の同意書。
設計者だけの負担でなく、建主さんにも頑張って揃えてもらわないとね。

せっかく藤沢に行ったのですから、揃えれるものは今日から揃えないと。
「都市計画総括図」の作成には、藤沢市の都市計画図が必要です。
開発業務課が入っているのは市役所新館ですが、
市役所本館脇の職員会館3Fに「市民情報センター」なるものが入っております。
それが上の写真です。そこで購入できます。

次に「連たん図」の作成には、住宅地図が必要です。
近くの南市民図書館に行って(下の写真)、コピーしてきました。

あと開発行為に関することではありませんが、藤沢水道営業所にも行ってきました。
水道の敷設状況の確認と、分岐などの事前検討など。

と、まぁ、どうでもよい話が、長々と綴ってしまいました・・・。
建築家の仕事って華があるように思われがちですが、
こんな地道な業務もこなしております(苦笑)

天気の良い中、あちこち散策気分で廻り、気分は良かったです。
そんな中、とてもラッキーな発見、出会いがありました。
連休明けに、ブログにUPしたいと思います。
では良い連休をお過ごしください。

根來宏典