土佐の木 その1 原木市場 | 築紡|根來宏典

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2013年10月24日(木)

土佐の木 その1 原木市場


先週、木材の勉強で、高知を廻ってきました。

出発日の朝は、台風の影響で飛行機が飛ばず、午後便に変更して。
高知龍馬空港に着いたのは、15時過ぎ。
さて初めに訪れたのは、『高知県林材㈱』という原木市場。

山で伐採された木は、この原木市場に運ばれ、競りが行われます。
落札された木は、この場で現物渡し。
木材も、野菜や魚と同じように、市場で競りが行われるのですね。

上の写真は、その原木市場の様子です。
広大な土場に、沢山の木材が転がっております。
土場とは、丸太を一時的に集めておく所で、競りの時は沢山の人が集まり、
その後は、搬出のためのフォークリフトなどが走り回っております。

現地の方に、土佐の木について、色々教えてもらいました。
土佐の木といえば、スギとヒノキ。
土佐の木は、赤く、油が多く、強度が強い、耐久性が高いといった特徴があるそうです。

奥の方には、立派な太さの木材が転がっております。
手前はツガ、奥は杉。

こちらは、立派なケヤキ。

土佐のスギといえば、ヤナセ(魚梁瀬)。
ヤナセは、秋田杉、吉野杉と並んで、日本の三大美杉と言われ、とても貴重な材。
とても貴重らしく、今回はお目に掛かることはありませんせした。残念。

根來宏典