10月13日(日)は、家づくり学校3年生の授業、泉幸甫先生による『形態』でした。
講義と課題出題の前半と、その講評会の後半との2回1組となっており、昨日はその前半。
形態の中でも「屋根」のお話が中心でした。
まず初めに、我ら家づくり学校1年生の学び舎『自由学園明日館』の軒先の納まりから生じる
形態の意味を紐解きます。設計は、言わずと知れたフランク・ロイド・ライト。
ライト先生の設計のプロセスを想像することは、楽しい。
確かに、よーく考えられており、凄い納まりであることが解ります。
次に、アルヴァ・アールト設計の『セイナツァロの村役場』の屋根形態から生じる
外観フォルムと室内形態との整合性。
アールト先生の設計のプロセスを想像することは、楽しい。
確かに、よーく考えられており、凄い納まりであることが解ります。
続いて、日本建築の屋根に移ります。基本は「切り妻」と「寄せ棟」から成り立ちます。
泉先生が、屋根の掛け方に関するクイズ・パズル形式の単純なお題を出し、
その場で手を動かす授業は楽しい。
単純なようで、複雑で、難しくもあり、楽しくもある。
持参した方眼紙に、様々な屋根形態のスケッチが重ねられていきます。
その奥深さに、ドンドン嵌ってしまいます・・・。
最後に「美しい屋根に、美しい内部空間、美しい中間領域を持った喫茶店を設計する」という
課題が出され、終了。次回発表会の授業が楽しみです。
授業の終了後は、近くのコンビニでビールとツマミを買い出し、
泉先生によるスライド会「屋根形態に着目した海外旅行記」となりました。
楽しそうな会(学校)でしょう(笑)