屋久島には、三岳酒造と本坊酒造の2社の酒造会社があります。
三岳酒造を代表する焼酎は、会社名通り『三岳』。
本坊酒造には『太古屋久の島』などの代表的な焼酎もありますが、
今年5月に満を持して発売されたのが、この新種『水ノ森』。
屋久島産の焼酎芋と屋久島の水から作られる100%屋久島産芋焼酎は、
本坊酒造の白麹で作り上げられる『大自然林』という焼酎しかないそうです。
白麹に対し、黒麹は人気があるが麹の管理は難しい。
なので白麹が主流となっているのですが、こちらの『水ノ森』は黒麹。
もちろん芋は屋久島産で『白豊』という焼酎芋。
この『水ノ森』を作り上げたのが、石井律さんという女性杜氏。
杜氏の世界は男社会で、女性杜氏はめずらしい存在。
蔵元の理解・協力がなければ、活躍の場はない。
ラベルにも拘っており、屋久島在住の画家・高田祐子さんのデザインだそうです。
島内限定販売、年間生産量3500本とあって、次の入手はいつになることやら。