構法から考える | 築紡|根來宏典

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2011年6月20日(月)

構法から考える


昨日は、家づくり学校1年生の第2回目「構法から考える」の授業でした。
講師は諸角敬先生と私・根來の二人。

前半は、諸角先生の授業から。
住宅など小規模建築で考えられる構法、どの構法で計画するのか?、
各構法の特徴などといった概論を、とても分かり易く説明していただきました。
さすが熟練された建築家。勉強になります。

続いて後半は、私にバトンタッチ。
講師を引き受けたものの、私も受講者として講義を受けたい未熟者。
とても人前で、構法の授業をできる経験値は持ち合わせておりません・・・。
どんな授業にしようかと考えた挙句、背伸びせず、正直なお話をしようと思いました。

まずは自分自身の未熟さを曝け出すことから。
そして失敗談、工面している点、設計者としての喜びなど。
悩み、考えることが成長すること。その結果としての喜び。そして共感へと。
独立して建築家として自立する際に、だれもが通る道です。

如何だったでしょうか?
受講された皆さん、今日のお話は内密に。

次回は、泉幸甫先生、松本直子先生による「素材から考える」の授業です。

根來宏典