2010年3月2日(火)
リビングとダイニングとを繫ぐ天井の高い廊下です。 廊下幅は、通常の木造住宅と同じ75㎝ほどですが、天井が高いので狭く感じます。 この狭さが大切で、向こうに引き込まれる感覚、 さらには、ココを通り過ぎた時の開放感を演出しております。 廊下とは言え、この空間は「寛ぐ場」と「食事をする場」とを繫いだり、分断したりする 空間変化の場、つまり行為や気分を転換する場であります。 右側の小窓の外が、中庭。 奥の濃茶の部分は、ロフトとなっております。 根來宏典