京橋アトリエ いろいろテーブル | 築紡|根來宏典

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2015年8月3日(月)

京橋アトリエ いろいろテーブル

京橋アトリエに合わせて、テーブルを仕立てました。どんなテーブルがこの空間に合うかな?いろいろ悩みました。当初は、ソファを置くことを考えていたのですが、あまりにも相生杉のフローリングが心地よく、、、床で胡坐をかいたり、大の字になって寝っ転がったりと、、、肌に触れた時の素材感を楽しみたくて、座卓としました。相生杉のお話は、コチラ≫

 

座卓を、いろいろ探したのですが、どうもピンと来ず、、、いっそのこと自分で作ることにしました!

素材は、3年ほど前に信州の有賀さんからお預かりした『木の見本たち』。これらの素材を並べて600×1900mmのテーブルが完成。全68種の素材たち、全て日本の木です。詳しくは、コチラ≫

 

ミズメザクラ、トチ、とうひ、、、トチは耳付(木の皮)で、いいアクセントに。各素材には、それぞれの樹種名が焼印されており、その字体も良い感じです。

 

オニグルミ、リンゴ、ぶな、、、木の端材で作った見本なので、大小にバラつきがあります。ぶなとあさだ(赤い素材)の間に隙間が空いてしまったので、2mmのヒノキの角材を埋めました。みずき、カヤ、ほうのき、、、神代ケヤキ(黒い素材)の見本は元々幅が狭く、ほうのきとの間には6mmのヒノキ角材を。厚みにもバラつきがあり、1mmや2mmのスペーサーを噛まして、高さ調整もしています。

 

とても愛着ある「いろいろテーブル」が完成。大切に使わせて頂きます!