根來宏典建築研究所

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2018年2月1日(木)

坪庭に面したサニタリー空間 @焼杉に包まれた優しい木の家 その11

2階の坪庭に面したサニタリー空間。

坪庭は、洗濯物干場としても活用。

外から洗濯物が見られることはなく、街並みにも貢献しています。

 

坪庭外壁を縦格子にすることで、光を取り入れるとともに風通しも良くしています。

窓の位置がお隣さんとズレているので、プライバシーを気にすることなく、

カーテンを付けずに開放的な暮らしをしています。

 

ワイド1100mmの大型洗面器。

ボウルの窪みが柔らかな曲線を描き、シームレスに繋がっているものをセレクト。

 

照明計画は、普段は間接照明のみで、落ち着いた雰囲気に。

三面鏡の鏡と鏡の間には、ライン照明を組み込んでおります。

点灯すると、顔に影を作らず、見やすくするため。

光の色は、太陽光に近い「発光色」。演色性が高く、お顔を自然な色で照らします。

 

壁と天井には、卵殻、火山灰、澱粉などを配合した天然クリームを塗っています。
卵殻は多孔質で、その小さな穴(気孔)が湿気を吸収したり、臭いを吸着してくれるので、サニタリー空間にはお薦め。家全体にも同じものを塗っております。
卵の殻ならではの風合いで、自然光や間接照明の光の反射が優しく感じます。

 

トイレは1階に一つ、夜トイレに行きやすいように、こちらにも一つ。

とってもキュートな壁掛け式の便器が取り付いております。

床から浮いているので、給水も排水も壁から。

受け金物やタンクを壁の中に仕込んだ手の込んだものです。